もううちには居ない子を紹介する時は【お嫁にいきました】として記事を増やしていこうと思う
1人目は初めてのヘアアレンジをした2代目リカちゃん。
【大好きな2代目リカちゃん】
目のブルーが多めの少し不思議な雰囲気の2代目リカちゃん
下のアイラインが太く目の星の吹き付けが少し偏っていて独特な表情をしている
もちろんかわいい
かなり剛毛爆発ヘアでうちに来た子だった
オリジナルの髪型の影も形もないリカちゃんは初めての事だったからお湯パーマから前髪のセットの仕方から調べまくって
ドキドキしながらヘアセットをしたのを覚えている
【一度はスタンダードヘアにしたものの】
なんだか元気すぎる雰囲気と表情であの2代目ヘアが似合わなかった!
もっと動きやすそうな体育会系の髪型…そうポニーテールとか似合いそう。
でもリカちゃんの植毛ってかなりスカスカで、植毛の流れを読まないとハゲに見えやすい。
ハゲに見えやすいというか本当にハゲちゃう…
アップヘアーにするにも首元まで植毛されてないし…
悩んだ末に「カールの部分だけを結んでアレンジしよう!」という結論に至った。
このアレンジならお湯パーマそのまま活かせるしな
【かわいすぎんか?】
この子の髪の毛、量は少なかったものの、剛毛(?)だった事が幸いして(?)髪の毛を下側で結んだ後に毛束ごとにカールさせるとしっかり独立してカールし上手く集合してふんわり丸くなってくれた。
髪質が神過ぎた…
髪だけに
【分け目はオリジナルを活かして】
2代目リカちゃんの髪型のとくちょうであるこの前髪の分け目はそのまま活かすことにした(というかこの頃は技術がなく活かす他なかった)前髪の分け目がしっちゃかめっちゃかになっている場合は一度分け目を全て解いてから再度編みなおす必要があるんだけど(編み直しはかなり時間がかかってしまう)
爆発ヘアだったこの子は髪をシャンプーして整えてあげるとセットの必要もなく、綺麗な前髪に戻すことができた。
神だ…
髪だけに
【実はアウトフィットをイメージした髪型】
この赤にひまわりのワンピースがめちゃ可愛くてかなりお気に入りだった。
この写真を撮影した頃はまだリカちゃんを集め始めたばかりでお洋服をぜんぜん持ってなくてハンドメイド作家さんの4代目リカちゃんサイズのお洋服を着せていた。
私は基本的にリカちゃんに着せる服は赤色が好みで飾ってある子の服も赤色が多い。
販売されている当時物のオリジナルお洋服も赤色が多い気がしてとても嬉しい。当時物のお洋服は同じ赤でも深みがある赤というか何だか味のある色合いでとても良い
自分で着られないような元気が出るような色とデザイン(というかスカート)を難なく着こなしてくれるリカちゃんやっぱりすごいすき
【お顔少し色白】
ボディと比べるとほんの少し色白なお顔。
リカちゃんオーナーさんはお人形の状態をかなり気にされる方が多いと思っているんだけど(私もそう。だってお迎えする子のコンディションはやっぱり大切…こだわっちゃう)
この子は少し退色が見られるけど個性として受け入れられるレベルではあった。
むしろ好き。
現在流通している復刻版の初代リカちゃんも白肌がスタンダード(?)だし現代は…というより私の中では白肌ブームなのかも。
ちょっと強気に見える顔がとってもかわいい。
眉の横に製造時の職人さんが飛ばしたであろうインクが付いているのも味になっている
【ボディも実はなかなか綺麗】
ボディは変色や落書き、インク跡などなく綺麗だったまだ体を洗浄する勇気もなく外側をウェットティッシュで拭いて綺麗にしてあげていた。
服を脱がすと相当華奢な身体をしている。
【背中の上部に刻印】
復刻版ではない2代目リカちゃんの刻印は背中上部(復刻版の刻印は背中下部にある)
まだ刻印を確認しないと見分けがつかなかった頃は間違って復刻版を購入することがないように
購入する際に「刻印は背中上部にありますか?」と聞くようにしていた。
【かかとに少し傷があった】
2代目リカちゃんの代表的な纏足ボディ。
ちょっと怖い(不気味な)イメージがあるから纏足の子は必ず靴を履いて立ってもらっている。
足指ありのリカちゃんよりこのタイプは足のポーズに自由がききやすいので、椅子に座ってもらったり色々楽しめる。
骨折(足内部の針金損傷)もなく肌の色も綺麗だったがかかと部分に傷が少しあって痛そうな子だった。刃物の傷というよりは鋭利な角にぶつけてちょっと切れたような傷。
しかしマグネットシューズやパンプスでも十分カバー可能。
【きちんとスリーブを被せてお別れ】
本当にかわいいから手放すのが惜しい。ずっとうちに居てほしい。「
コレクションケース(極小)のスペースが全然ないから泣く泣くお別れした。
出品する際にオリジナルの髪型に戻そうかどうしようかかなり悩んだけど、この子の個性だと思い切ってこのまま送り出した。
きっとどこかでベタベタに甘やかされてるに違いない。