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【解説】4代目リカちゃん

こんにちは!リカちゃん専用美容室、akaribbonです!
この記事では、4代目リカちゃんの髪型やボディの特徴、歴史について詳しく解説しています。
おうちでのお手入れが難しい場合や、ヘアセットのご相談は、akaribbon公式LINEからもお気軽にどうぞ♡

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4代目リカちゃん

少し斜めの角度から撮影した4代目リカちゃんの画像。顔から肩にかけてのアップ

1987年、リカちゃんは20周年という節目に大きな転機を迎えます。
それまでの3代目リカちゃんからバトンタッチし、4代目リカちゃんが誕生しました。
髪型やファッション、ボディライン、そして顔のデザインは、それまでのクラシカルで落ち着いた印象から一転し、より優しく、アクティブな雰囲気に進化しました。
4代目リカちゃんは1987年販売開始から現在に至るまで最も長く製造されており、平成~令和のその時々の時代背景を色濃く反映しています。

1987年、4代目リカちゃんの誕生当時はバブル経済期。
その後1990年代に入り、バブルが崩壊し、地下鉄サリン事件・阪神淡路大震災(1995)など不安と不況の時代に突入しました。
一方でポケットモンスター(赤・緑)やたまごっちが大ヒットし、アニメやゲームは黄金期を迎えていきます。
プリクラ・ルーズソックスなど、女子高生文化も社会を盛り上げていました。
パソコンやインターネット、携帯電話も家庭に普及し始めて生活がぐっと近代的になっていきます。

そんなめまぐるしく変化していく時代の空気の中、活躍し続けている4代目リカちゃん。
等身大のファッションや現実感のある可愛さをまとった4代目リカちゃんは、やっぱり女の子の中で欠かせない大切な存在でした。

4代目リカちゃんの特徴

4代目リカちゃんの全身(ピンクドレス着用)前面後面を撮影
凛とした佇まい…♡

すっと伸びた立ち姿の美しさ。
なんてかわいいの…♡
設定上は小学校5年生ですがフランス人の父を持つ、ハーフのリカちゃんは漂う雰囲気が非常に大人びています。
4代目リカちゃん発売開始の1980年代後半という時代は、ファッションやメディアの影響で子ども像そのものが急速に変化していた時期でした。
リカちゃんは子どもにとっては憧れのお姉さん像であり、大人にとっては自由な表現媒体でもある。
リカちゃんが世代を越えて魅了し続ける存在へと進化していく過程の中で、4代目リカちゃんは、大きく流れを変えた存在と言えるでしょう。

破線の入った瞳のデザイン

4代目リカちゃんの瞳のアップ、破線が分かりやすい
リカちゃんと言えばこの瞳ですね

4代目リカちゃんを語るうえで、最も判別しやすい特徴は瞳の中に描かれた線状のハイライトです。
アップで観察すると、瞳の中にくっきりと横線のハイライトが輝いています。
この瞳のデザインは歴代リカちゃんの中でも4代目にのみ見られるもので、瞳の中に光の表現が増えることでイキイキとした表情になっています。

優しいまなざし

歴代リカちゃんの瞳の比較

リカちゃんの瞳は、比較的シンプルな構成です。
4代目リカちゃんから、破線の追加と同時にひとみの色も従来のブルーから淡いパープルへと変更されています。
ブルーからパープルへの移行は、リカちゃんの印象そのものを大きく変えました。
淡いパープルはブルーよりもやや柔らかく、どこかミステリアスな雰囲気を含んでいる気がします。
アイプリントの大幅な変更により歴代リカちゃんの可愛さ中心の表情から、少し大人びた可憐さを纏った表情へと変わりました。

臨機応変に変わるひとみの色

バリエーション豊かな4代目リカちゃんの瞳のアップ、ブルーやグリーン等
画像下部:目の星が青いレア4代目リカちゃん

さらに4代目リカちゃんは、ファッション展開や各種コラボレーションの中で、パープル以外にもブルー、グリーンのひとみなど、多彩なバリエーションを持つようになります。
線状のハイライトという4代目リカちゃん共通の特徴を残しつつ、ひとみの彩色によって印象を変化させています。
瞳はドールの印象を決定づける最重要パーツだと思います。
4代目リカちゃんの強く輝く瞳は、現代のリカちゃんであると識別できる強い個性となりました。
中には目の星が青い激レア4代目リカちゃんリカちゃんもいるようです。

それまでよりシャープで大人びた表情

顔のアップ・やや右からの撮影・真横から横顔の撮影・煽りからの撮影
顔のアップ・真横から横顔の撮影。3代目と4代目を比較したもの
4代目リカちゃん(左) 3代目リカちゃん(右)

4代目リカちゃんのヘッドは小顔で、スレンダーなボディ合わせてみるととても大人びて見えます。
しかし顔だけに注目すると輪郭はむしろふっくらと柔らかく見えるよう改良され、睫毛の角度も3代目リカちゃんと比較すると、4代目ではさらに下がり気味になっています。
これにより、目元の印象はより穏やかで優しく見えます。
鼻も主張がやや控えめになり位置も下がりました。(歴代のリカちゃんを比較するとどんどん位置が下がっています)
鼻と顎の距離が短くなり、赤ちゃんのようなあどけなさが強調されています。
4代目リカちゃんに抱きしめたくなるような可愛らしさがあるのも納得です。

4代目の時代に入ると、工業も発展し、いよいよ製品規格は安定期に入ります。
初期世代に見られるような個体差の大きさは圧倒的に少なく、どの個体も一定の完成度を保っています。
ただし、製造国によってクオリティに差が出ているという声も。
現在ではリカちゃんキャッスル(旧タカラの福島工場、リカちゃんの製造工場および展示施設)で製造される日本製(腰部TAKARA JAPANの刻印)の個体と中国製の個体が存在し、製造拠点の違いにより微妙に顔つきに差が生じます。
塗装の丁寧さは、観察すれば違いは明確です。
どちらにもそれぞれの魅力がありますが、市場評価としては日本製の個体の人気がやや高い傾向にあります。
製造クオリティの安定感や塗装の繊細さを好み、日本製のみを意識的に収集するコレクターも少なくありません。

身長が高くなったボディ

ドレスを脱いだ4代目リカちゃん
腰の刻印made in Japanと刻まれている

この子は1992年の旧タカラ時代の4代目リカちゃんです。腰にはTAKARA JAPANと刻まれています。
ドレスを脱いだ状態で観察すると、4代目リカちゃんの変化がより明確になります。

歴代リカちゃんと並べた画像、正面から、背が高くなったことが分かる
下着も個性がありますね
歴代リカちゃんと並べた画像、横から、胸板が厚くなったことが分かる
4代目リカちゃん背がかなり高いです

歴代と並べた際、そのスタイルの良さは一目瞭然です。
旧世代と比べると、格段に成長した印象を受けます。
横から見てみると胸板は厚くなり、よりしっかりとした体つきになっています。
初代リカちゃん以来、長らく約21cmだった身長は、4代目で22cmへとサイズアップしました。
たった1cm、と数字だけを見ると小さな差に思えます。
しかし実物を並べると、本当に1cmだけ?と感じるほど背が高く見えます。
このサイズアップは、当時の女児の平均身長の伸びと連動する形で設計が見直されています。
子どもたち自身の身体的成長とシンクロさせることで、より等身大に近い存在へと調整されたのです。

足のサイズアップ

3代目リカちゃん(左)と4代目リカちゃん(右)の足を比較した画像。定規で図ることにより足のサイズが明確に示されている。

4代目リカちゃんは、足のサイズもアップしています。
定規で測ると、3代目リカちゃんが約19mmであるのに対し、4代目リカちゃんは約21.5mm。
およそ2.5mmの差ですが、スケールの小さなドールにおいてはとても大きな変化です。
このサイズアップにより、3代目リカちゃんまでの靴は基本的に入りません。
旧世代の靴を流用する場合は、リカちゃんママサイズの靴であれば履けると思います。
また、大きくなっただけではなく造形そのものも進化しています。
踵からつま先にかけて緩やかに幅が広がり、立体的なフォルムへと変化しました。
そして踵がわずかに浮いた設計になり、ヒール靴を履いた際のシルエットが自然に見えるような構造になっています。

色々な4代目リカちゃん

狭間のリカちゃんと4代目リカちゃん・スマイルリカちゃんのショット
狭間のリカちゃんと4代目リカちゃん・スマイルリカちゃん・ピンキーピンクリカちゃんを正面から比較した画像

1987年の誕生以降、基本設計を大きく変えずにここまで長期展開された4代目リカちゃん。
その長い時間の中で、標準的な4代目リカちゃんだけでなく、移行期モデルや実験的モデルなど、いくつものバリエーションが生まれてきました。
ここでは少し特徴的な4代目をご紹介します。

3代目〜4代目移行期のリカちゃん

狭間のリカちゃん
こちらのリカちゃんお気に入りです

世代の移行期ならではの存在が、いわゆる「狭間のリカちゃん」です。

3代目・狭間・4代目リカちゃんの素体が並んだ比較画像正面
姉妹のよう…♡
3代目・狭間・4代目リカちゃんの素体が並んだ比較画像ななめアングル
髪色も徐々に明るくなっています

この個体はボディが3代目リカちゃん仕様でありながら、ヘッド金型は4代目という2世代の特徴を合わせ持ちます。
世代交代の過渡期にしか現れない、非常に興味深い組み合わせです。
この子の瞳には4代目の象徴である破線が入っておらず、白目と黒目の境界にブルーのひとみのスッキリしたアイプリント。
これは3代目の瞳のデザインを色濃く残す仕様です。
髪色も、現行のスタンダードな4代目よりやや落ち着いたトーンで、全体として中間的な雰囲気をまとっています。
商品名も一定ではありません。
すみれ色リカちゃん、リボンリボンリカちゃん、エンジェルリカちゃんなど、商品展開は多岐にわたります。
狭間のリカちゃんは、移行期ゆえに明確な説明がなされにくい存在でもあります。
材料や金型を無駄なく活用する生産上の素敵な合理性がこの時代にも残っていたのでしょう。
移行期モデルは、歴代でも繰り返し登場しています。
初代リカちゃんから2代目への移行期、2代目から3代目への移行期にも確認されています。
世代間の特徴が混在し、販売期間もごく短いその希少性から、特定の狭間個体だけを収集するコレクターも少なくありません。
そういう意味では、ニューリカちゃんも狭間的存在と捉えることができますね。

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幻の5代目?ピンキーピンクリカちゃん

ピンキーピンクリカちゃん

ほほえみをたたえた優しい表情♡
「幻の5代目」とも呼ばれるピンキーピンクリカちゃんですが、正式には5代目ではありません。
あくまで4代目の枠組みの中で展開された、実験的かつ挑戦的なモデルだと思います。
しかしヘッドを金型から作り変え、従来のスポット商品とは異なる大胆なモデルチェンジ、次世代像を模索していたことを明確に示しています。
「幻」と呼ばれるのは恐らく発売期間が約1年というスポット的な位置づけ、現行の4代目から一瞬モデルチェンジしたように見せて、すぐ4代目リカちゃんに戻ったためです。
40年のうちの1年だけ。短命ゆえに市場流通数も多くはなく、印象に強く残る存在となったのでは?と思います。
最近では2023年にリカちゃんキャッスルにて復刻版も発売されていました。

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スマイルリカちゃん

スマイルリカちゃん
歯も見えてますね。フェイスプリントが意外と細かく繊細です。

満面の笑みを浮かべたスマイルリカちゃんも登場します。
前世代と比較すると、表情のバリエーション展開は非常に挑戦的です。
これまでのリカちゃんは持ち主の心情を映す鏡のような存在で、楽しそうにも、少し寂しそうにも見えるのが魅力でした。
スマイルリカちゃんは、そんな余白を含んだ微笑みとは対照的です。
しかしスマイルリカちゃんの太陽のような笑顔に、悲しい時や辛い時に心を支えられた子どもも沢山いたのではないかと思います。
他にもウインクをしたリカちゃんや、大人になったリカちゃんなど、味わい深いリカちゃんがたくさん存在します。

リカちゃんはこれからも「かわいい」と共に

4代目リカちゃんの画像
リカちゃん「…(今日の夕飯何食べようかな…)」

1987年に誕生した4代目リカちゃんは、約40年を経た現在でも玩具として全く古さを感じません。
今の子どもたちは情報が溢れる環境の中で育ち、価値観やファッション感覚も非常に多様化しています。
その中でも4代目リカちゃんは違和感なく生活に溶け込み、その大人びた空気感は時代を先取りしていたとも言えます。
現在は「リカ活」と呼ばれる大人の楽しみ方も広がり、SNSではストリート、クラシカル、モード、ヴィンテージなど多様なスタイリングが日々共有されています。
4代目の造形は、そうしたファッション的な広がりを受け止められる柔軟性を備えています。
大人と子どもの境界が曖昧になった令和の時代においても、リカちゃんはその象徴的存在です。
これからも時代に寄り添いながら、少しずつ姿を変えて歩み続けていくことでしょう。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました♡
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